一夜の幻【夢専用✣ハイキュー!!✣弱ペダ✣テニプリ】
第49章 煙の向こう側に笑みを(白布賢二郎)
灯っては揉み消される赤い火
忙しなく動く空気清浄機が
タバコの煙に塗れた空気を掃除していく
ついでにこのドンヨリした気持ちも
吸い込んでくれりゃ良いのに、なんて
柄にもなく溜息が増える
「…会いに…行く、か?
…俺が!?」
ふと湧いた思考に自分で驚き
ガバリと身体をソファーから起こす
「俺が!?あのチビッコに会いに
わざわざ白鳥沢にとか
落ち着け…まじ冷静になれ…俺」
デカ過ぎる独り言の響くリビング
五色は日曜しか来ないとはいえ
あそこには瀬見さんも居るし
天童さんや川西だって来るんだ
なにより姫凪は五色の妹
どこかで誰かにバレる様に出来過ぎてる