第2章 愛シカタ
チャイムの音が廊下に鳴り響きながら、何も喋らずただついていき ..
がらりと開いて、周りを見て ..
いました、不良っぽい人、美人さん、イケメンくん ..
なんて考えていたら、「 今日からきた柊さん。じゃあ自己紹介宜しくね 」と女教師は冷たく放つ。
こんなに冷たいなんて久しぶり。
、というか正直初めてだと思う。
…… まあいいや。
「 柊 雫ですっ、えっと、北の方から来ました、宜しくお願いしますっ! 」
緊張して少し顔を紅く染めながらお辞儀をする。
これは演技だけどね。これで多分普通に話しかけてくれるだろう。出だしは最悪ではなくて良かった……。
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