• テキストサイズ

Hauoli la hanau【気象系BL】

第2章 Frohe Weihnachten


──時は遡り、3時間前。


収録が終わり、
自分の車で家に帰る。


マンションの駐車場に車を止めて、
オートロックのドアを開け、中に入る。

エレベーターに乗って、
12階のボタンを押し、12階まで上がる。

廊下を歩いて、自分の部屋の前まで行く。


ここまでは、
いつもとなんら変わらなかった。

が。


鍵を開けて、部屋に入る。

いつものクセで、誰もいない部屋に
「ただいまー。」
と言って。

リビングまで行って、
そのドアを開けると…、


「ハッピーバースデー!」
その言葉と同時に
クラッカーらしき音が鳴り、
電気が着いた。


・・・は?
全く状況が飲み込めない、俺。

「雅紀、待ってたよ。」

この声は、翔ちゃん。


…なんで、翔ちゃん?


そう思ってふと周りを見渡すと、
翔ちゃん、ニノ、リーダー、松潤…。

見慣れた顔ばかり。


「明日、相葉さんの誕生日でしょ?
明日じゃ予定合わないから、今日みんなで
パーティーしようってなってさ。」

ニノの一言で
大分状況が飲み込めた気がする。


だけど、そのニノの後ろにある
リビングテーブルに、
たくさんの料理が乗ってるのも
俺は見逃さなかった。
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp