第6章 A×S【愛くるしい】
狂ってると自分でもわかってる。
こんな性癖、
おかしいと思ってる。
だけど、
翔ちゃんを前にすると、
自分を止めることが出来なくなる。
「腰揺れてるよ。
…ふふ、俺の指気持ちいんだ?」
「あっ、ぁああっ。」
一気に三本挿れて、
ナカを掻き混ぜれば。
素直なソコは一瞬で蕩けて、
口からは甘い声が漏れる。
「やぁーらしーんだ。
ココ、こんなにして…。」
翔ちゃんの前をゆっくり扱けば
呻き声が微かに聞こえた。
イヤとか言いながら、
ほんとは翔ちゃんだって、
興奮してるんでしょ────?
俺、知ってるよ。
翔ちゃんのことなら、
全部全部────
「はぁっ、ぁ、」
「ねぇ翔ちゃん、
前でイくのと、後ろでイくの、
どっちがいい?」
お尻に俺自身をすりすりと
擦り付けて翔ちゃんが強請るのを待つ。
…翔ちゃんがどっちを選ぶかなんて、
知ってるよ。
だけど、
言わせたいんだ。
だってその方が翔ちゃんも、
興奮するんでしょう?