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Bitter Sweet【気象系BL小説】

第3章 A×N【俺の愛のscale】


相葉side



朝起きたら…

まず、最初に
俺の恋人にキスする。


「相葉くんおはよ…」


ちょっと眠たそうに
俺を見つめるにの。


その顔が可愛くて、
思いっきり抱き締めてやった。


「むぐっ、キツ…っ。」


離してよぉって言いながらも
満面の笑みのにの。


可愛いヤツめ。

俺はにののふわふわ頬っぺたを
優しく揉んでみた。


「なんだよお…
相葉くんの馬鹿。」

「あっ、そういうこというと…。」


俺はにのの脇腹に手を伸ばして、
くすぐってみた。


「ひゃっ、あははっ、
やめ、やめてっ」

「どーだっ!」

「お腹痛いっ」


そう言って、俺の腹を
思いっきり蹴るにの。


…めっちゃ痛かった。


「相葉くんが悪いんだよ。
俺の嫌ってことするから。」

「うぅ…。すんません。」


俺がずっとお腹を押さえていたら、
にのが後ろから抱きついてきて、
小さな声でごめんね…って言った。


…え、なにこれ。可愛い。

今、絶対顔赤い。
俺もにのも。


「…痛かったよね。ごめんね。」

「いや…あの……。」

「ごめんなさい…。」


にののふわふわの頬っぺたが
俺の背中に当たる。

…やばいって!


「…相葉くんの背中、
あったかい、ね。」

「…ん。」


にのがくっついて離れない。

…大学に行く時間に
なっちゃうんだけどなあ。


この前とは大違い。
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