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いつも貴方がいた【気象系BL】

第10章 半月



「...もう..しない?ホントに?」

ニノ「.......する!!!!」

そう言って振り返った途端、
今度は激しく唇を重ねてきた。

砂浜の熱さよりも、求め合うそこの方が、
遥かに熱くて、クラクラする。

相変わらず受け身の俺に、
角度を変えて何度も口づけた後に、

ニノ「...いじわる翔!!!...ドS!!!」

「そんな俺が、好きなくせに♡」

ニノ「もう、嫌いだし...////」

そう言って波の間に逃げるニノを、

「待てよ!」

波打ち際を逃げる恋人を追い掛ける彼氏。




..なんだ....これ!?



砂浜で戯れるバカップル...


(..ハズいけど...まっ、いっか!!!)



「待てよ~!!カズ~!!」


俺たちの『天国』は
明日、終わる。

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