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廻る世界の片隅で【Dグレ短編集】

第10章 ※◆with はち様(神田)




「来いよ」



AKUMAを挑発するかのように笑いかける。

敵は目の前、獲物は俺だ。
迷わず殺しに掛かってこい。



「ゥウ…オオァアアオアアアア!!!!!!」



まともな言葉もないAKUMAの咆哮。
全ての触手が神田に狙いを定めて突っ込んでくる。



ザンッ!



数秒と経たず、斬撃が空気を斬り裂いた。





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