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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第23章 CHANGE!!


「どうしたの」


智「いや…おいらが松潤みたいに絶倫大王だったらかずも喜ぶんかなーって…」


「大王じゃねぇって。つーかそういうの嫌いじゃねぇだろ。にのと付き合う前ちょこちょこ遊んでた癖に」


智「ははっ。まぁ若気の至りと言いますか…」


「相性悪い訳じゃないだろ?」


智「まさか。ベストマッチだよ。それにおいらだってヤるときゃヤるんだぜ」


「ぷっ」


智「松潤こそさ…あんまり盛ってばっかだと翔くんに怒られんぞ?」


「既に怒られてます」


智「やっぱりそうかー」


「翔って淡白なんかな。俺にはそう感じるんだよな」


智「松潤が絶倫大王なだけだろ」


「やめろっての。そうかもしんないけどさ…たまには『もっとしたい』って求められたいよな。にのみたいに」


智「ふはっ。交代したら丁度いいかもな」


「ははっ、交代って」


そんな事を話してると玄関が開き、翔とにのが話しながら帰って来た。


「お帰りー」


翔「ただいま。太陽いい子にしてた?」


太陽「まんま!」


翔「はいはいおいで」


翔が太陽を抱っこすると太陽は嬉しそうに翔にしがみつく。


智「やっぱママが1番なんだなー」


「そうなんだよな。そろそろ母親離れしてくんないと…」


翔「1歳児に何言ってんの。ねー太陽。パパお馬鹿だねぇ」


太陽「まんま…ぱぁぱ…ちゅう」


翔「ん?」


太陽「ちゅー」


「何だよ太陽。パパとママにちゅーして欲しいのか?お安いご用だ」


俺は立ち上がり翔に近付く。


翔「は?ちょっと何してんの」


「息子のお願いだからさ」


翔「ば、馬鹿!にのと智くんが…んんー!」


太陽を抱っこしたままの翔に俺は抱き着き思いきりキスをした。


和「わぁ」


智「うぉー」


翔「ふぅっ…じゅ、止め…」


翔がバシバシと俺の胸を叩いてくる。お構いなしに舌を絡めた。


「いってぇ!」


思いきり足を踏まれ、唇を離した。


翔「馬鹿じゃないの。皆の前で何やってんだよ本当に!」


「け、踏む事ないじゃんか…いてて…」


翔「あーもう本当。暫く俺に触れるなよ馬鹿!」


ぷりぷり怒りながら翔はキッチンへと消えて行く。


和「失礼しまーす」


笑いながらにのは翔の後を追いキッチンへ入って行った。
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