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君と僕の見ている風景【気象系BL小説】

第22章 friendship


ー和sideー


潤「おはようみんな」


最後に楽屋に入って来た潤くんはいつも以上に笑顔で…。


「おはよ」


智「はよ」


雅紀「おっはよー松潤」


いい報告が聞けるのかなと期待した。


潤「皆…DVDありがとう」


深く…頭を下げた。


「………翔さんは?」


潤「元気だよ。本当に…もう元気だ。昨日太陽迎えに行ったよ。今…一緒に居る」


雅紀「よかったぁ…」


潤「おっ、と…」


相葉さんが勢いよく潤くんに抱き着く。


潤「相葉くんありがと」


雅紀「俺だけじゃないよ。にのに頼んで編集してもらったんだ。松潤の実家に行って写真と映像借りて」


潤「そっか。にの…ありがと」


「これ位どうってことないですよ」


潤「本当にありがと。忘れてた事思い出させてくれた。これで本当に…前を向いて歩けるよ」


「本当に良かったです」


潤「まだ乗り越えてない事もあるけど…きっと大丈夫」


智「何か…ずりぃなお前ら」


隣を見るとふてくされた様子のさとしがぶーたれてこちらを見てる。


智「おいら何も聞いてないんだけど」


「いや、おれはさとしが拗ねるから3人でよくやろうって言ったんだけど…相葉さんが」


雅紀「………りーだーは松潤と翔ちゃん救ったでしょ。これ1発で。だから今回は俺とにのの番だよ」


相葉さんが右手を軽く降り下ろす。


潤「そう言えばあの時…あの男に首絞められて死ぬって思ったけど…急に倒れて…。りーだーだったのか?」


智「んー?まぁ…ははっ」


さとしが苦笑いしながら頭を掻く。


智「まさかあんなに綺麗に決まるって思わなかったから…でも良かった岡田っちに教えてもらってて」


潤「岡田っちって…岡田くん?」


智「前飲んでた時にさ…ノリで教えてもらったんだよね。手刀が決まれば簡単に相手伸びるっつーから」


雅紀「びっくりしたよ。軽く当てただけの感じだったのにさ…知ってる岡田くんも怖いけど1発勝負で決めるりーだーも怖いよ」


智「たまたまだよ」


潤「そっか…。皆…俺達を救ってくれたんだな。ありがとう」


これで…本当の本当に…大丈夫なのかな。
きっと…大丈夫だよね。


休みの日…翔さんに会いに行こうかな。
早く会いたいな…。
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