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しあわせはここにある【気象系BL小説】

第7章 MELE KALIKIMAKA ~メレ・カリキマカ~


相葉side


12月23日
今日は5大ドームツアーの最終日。

楽屋はいつも以上にがやがやしてる
気がする。

後輩とか仕事関係の人とかが
ひっきりなしに挨拶にくるから
人も多いしそもそも番組とかと違って
スタッフさんの数も多いから
局とかスタジオの楽屋とは
大分勝手がちがう。

鏡越しにリーダーと翔くんとニノが
じゃれ合ってる。

ちょっと羨ましいけど…
俺はメイク中で動けない。


M:「メイク、終わった?」


潤くんが話しかけてくる。
そういう潤くんはまだ
着替えもメイクも終わってない。


「もうすぐ終わるよ。次は松潤?」


M:「いや、リーダーが先。
  俺まだ最後のチェックがあるから」


コンサートの時の潤くんは
いつも以上に忙しい。

でも潤くんが頑張ってくれるおかげで
いいコンサートが出来てるんだよなぁ。


「お疲れさま、今日で最後だもんね!
 頑張ろうね」


M:「そうだね!
  今日も気合いいれてこう!」


そう言ってまたどこかに行っちゃった。


「リーダー!おれそろそろ終わるよ!」


リーダーに向かって叫ぶ。


O:「あいよ!」


リーダーがにこにこしながらやって来て
準備を始める。

うん、今日も頑張ろう。


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