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青春メモリアル【短編集】
第16章 4月1日の罠@緑間真太郎
「仕切り直しだ。
…好きだ、美心。
俺と付き合ってほしい」
今度はそう恥ずかしがる事なく、緑間は微笑みさえ浮かべていた。
彼の笑顔が見られて嬉しくなった美心は、にっこり笑って告白に答えた。
「私も好きだよ、緑間。
こちらこそよろしく!」
——朝の柔らかい陽射しが、包み込むような優しい光で2人を照らす。
エイプリルフールの嘘は真実へと変わり、
2人の恋は結ばれたのであった。
fin
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