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青春メモリアル【短編集】

第16章 4月1日の罠@緑間真太郎




ピロン

独特な通知音で目を覚ました美心は、傍に置いていたスマートフォンを手に取り、眠たい目を擦りながら徐ろに画面を開いた。

案の定LINEの通知が来ていた。
が、相手は予想もしていなかった人物で、美心は一気に眠気が吹き飛んだ。


「みっ、緑間…⁉︎」

トーク画面を開くと、そこにはたった一言だけ在った。



〈今、お前の家の前にいるのだよ。〉


「嘘でしょ…」

信じられず、名前を2度見してしまったが、やはり相手は緑間だった。


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