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あーるじゅうはち Ⅱ

第5章 はじまり



デートの日はどちらかと言えば快晴だった。
びっくりするくらい綺麗な冬空に幾つかの雲が浮かんでいて。
少し寒かったけど、マフラーとコートを併せ持つ私はそこまで寒さを感じることなく待ち合わせ場所についた。

「優菜おはよ」

数分前…ひょっとするともう少し前から駅についていたのか優菜の鼻は赤い。
同窓会で見た時の髪型、ポニーテールではなく髪は下ろして前に持ってくるようにふんわりと巻いている。
それにどことなく化粧が施されているようなー…

優菜「…お、おはよ」

「うん、今日も寒いねぇ」
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