第1章 進級
私はそのまま駅へと向かい電車に乗った
いつもとは違って周りの目線が怖く感じた
電車を降りて改札口を出ると...........
何とそこには浅野がいた
A組からD組は始業式が終わったら下校だがE組だけ旧校舎の掃除をしなくてはならないのだ
私は浅野に気づかれないよう鞄で顔を隠した
...........がすぐに気づかてた
浅野「...........何で隠れてるんだ」
琴葉「...............................」
浅野「E組に落ちたからか……僕もまさか君が落ちるとは思わなかったよ。ガッカリだね。成績は完璧なのに..........」
私はその瞬間、走り出した。
涙がじわりと溢れてきた
とにかく、とにかく私は走り続けたのだった。