• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜

第4章 1次試験


「団長も一緒に受けない?ハンター試験。

ライセンスあると色々と便利だよ」


暇そうに本を読んでいた団長を誘い、2人で試験を受けることにした。


会場に着いたのは良かったものの、思っていた以上に人数が少ない。


また個人のレベルも低い。


毎回数百人は居るとか書いてあったけど。


「退屈しそうだな」


「だね」


案外簡単かもなぁ。


「お。新顔だな、お2人さん。

俺はトンパだ。

喉渇いてねぇか?ジュースあるんだが」


そう言って2本差し出す。


…この人バカなのかな?


「別に変なもんなんか入っちゃねーよ」


ほら、と押しつけて来る。


「仲間以外から渡されるものには触れない主義だから」


団長がクールに断った。


「お、おう。悪いな」


冷や汗を流して人混みへと逃げて行く。


声をかけた相手が悪かったよね。


ま、殺されなかっただけマシか。


団長は不要な争いはしないし。
/ 293ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp