第26章 関係

「こんな俺は嫌い…？」


リアの瞳から溢れ落ちる雫を指で拭いながら尋ねた。


「嫌いだったらこんなこと、許してませんよ…」


「！

ったくリアは…。

そういうのが男を煽るんだけどなぁ」


「知りません…そんな、こと」


「だろうね。

挿れても良い？リア」


「聞かないでくださいよ…｣


「分かった、挿れるね」


腰を押さえると、グッと一気に突き入れた。


「っっ…」


突然の圧迫感に思わず息が止まる。


「ごめ…気遣ってる余裕…ないっ」


「あぁ…っ…や…」


落ち着く間も無く強く突かれ、身体を揺さぶられる。


「んん…ゃ…あ…待って…」


「待てない」


次々訪れる想定外の快楽に理性が崩れかける。


「っ…あっ…あっ…ゃ…」


「ん…締めつけ凄…っ」


「ダメ…あっ…も…もうっ…」


「俺も…イキそうだよ」


苦しそうな声とは裏腹に、激しく突き続ける。