第26章 関係

「敏感だね、リアは」


「そっ…ですか…？」


「うん」


ツー…と指を降下させる。


「〜！…っ…」


その僅かな刺激にゾクゾクとしたものが背筋を駆け抜ける。


「表にはないんだよね、刺青」


「んっ…ぁ…あ…」


割れ目を指先でソッと触れる。


「熱いね」


余裕そうな口ぶりのシャルナークだが、その表情はどこか苦しげだ。


溢れ出る蜜を指に絡め、ナカへと挿入した。


「あっ…っ…ぁ」


「リアはシたことあるんだよね？

誰とシたの？

彼氏？

それとも今の好きな人？」


「あっ…っ…んんっ…」


ビクッと跳ねたところを重点的に攻めると甲高い声を上げ、背中を逸らした。


「ねぇ」


問いかけられても、答えられる余裕はリアにない。


「っ…も…イキそ…ですっ…ぁ」


「ダメ」


達する寸前で動きを止められた。


「シャ…ル…？」


息も絶え絶えに、上で微笑むシャルを見る。