第24章 三ツ星ハンター

「そっか。

ハンターとしてのリアは俺達の数倍上なんだね」


「ハンターとしては、ですけどね」


戦闘能力は私の方が数倍下だ。


「それよりさ、1つ聞いても良い？

なんでシズクはリアに抱き着いてるの？」


「羨ましい？

女の子同士だから別に良いんだもん」


「羨ましいとか、そういう訳じゃないけど…」


「じゃあ良いよね」


と、更に腰に回した手を強くする。


「い、良いんじゃないの？」


「ねぇ、リアはどこに刺青いれたの？」


「それがさ、大胆なところなんだよ」


ポン、と肩に手を置いたマチさん。


「大胆？」


「そう言われると気になるわね」


「あそこにいれるとは考えたね」


「え、フェイ知ってるの⁉︎」


「なんでシャルが食いつくのー？」


「え？…や」


だって裸見たけど刺青なんかなかったし。


あ、もしかすると背中かな。


「べ、別に良いじゃないですか。

そういう皆さんはどうなんです？」