• テキストサイズ

【HUNTER×HUNTER】漆黒人形〜ドールな薬師〜

第11章 勧誘


「改めて言うが俺は幻影旅団団長のクロロだ。

ファミリーネームはルシルフル。

他人の念に盗む特質系だ」


自分の情報をあっさりと話した。


私がこれから踏み入れる世界は、きっと仲間間の “ 信用 ” とその他の “ 疑い ” で出来ているような世界なのだ。


「俺は操作系能力者で、アンテナを刺したものを操作する。

主に情報・処理部隊だね」


信じてみても良いのかな…。


「私はリア、特質系の能力者です。

具現化した薬草を自分のオーラと混ぜることで様々な薬を作ります。

通称 “ 魔薬師 ” です」


このくらいで宜しいですか、と上目遣いに尋ねる。


「へー、リアがそうだったんだ!

凄いね」


知る前と変わらず接してくれる。


もう1度だけ…あと1度だけ、信じてみても良いのかな。



「不束者ですが、よろしくお願いします」


深々と頭を下げる。


「ちょ、そんな堅くならなくてもいいって!」
/ 293ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp