第2章 烏野高校
宮城県立烏野高等学校。
田舎町にある全校人数400人少しの小さな学校。
《互いに高め合い、競い合う》
まさに切磋琢磨を校風とする烏野。
今回紹介するのは、そんな学校に通う、5人の少年たちである。
ー日向翔陽ー
低い身長でありながらも誰よりも元気で、バレーが大好き。
ー影山飛雄ー
目つきは悪いが意外と動物が好きだったりし、バレーについては天才。
ー月島蛍ー
身長も頭脳も恵まれたものを持ちをながら、本気にはならない。が、実は負けず嫌い。
ー山口忠ー
突出したものは無いが、仲間に追いつこうと努力は怠ることがない。
ー宇月叶都ー
突出したものを持ってるわけでもなく、見合う努力をするわけでもないが、誰にでも優しく平等。
似た者同士ではない彼の刻む物語は果たして、
青春の喜劇か、、
悲壮な悲劇か、、
それは、神しか知りえない結末である_。