第3章 ちょっと待ってください!
『可愛い
それが俺の彼女への印象だった。
そして、一瞬で恋に落ちた』
『皆、彼女を見てる。岡本くんも彼女では無いって言ってるし……
貰っちゃおうかな』
────
勉強に行こうと思ってる彼女のことを引き止めると
柿原と俺はいろいろなことを聞いた
名前、年齢、好きなもの
洗いざらい聞いた。
柿「ねーLINE教えてよ」
木「あ、じゃあ、俺も」
遠慮している彼女を説得してLINEを交換した
「柿原さんと木村さん」
木「……ね、声優好きなんでしょ?」
「はい」
木「だったらいつものファンとして呼んでる呼び方でいいよ」
「え、いや恐れ多いです」
柿「気にしないからさ!」
「え、じゃあ……かっきーと良平さん」
柿「なんでー良平だけ下の名前ーずるい~」
木「てつやって呼びにくくないか」
「いや、呼びにくいとかじゃなくてなんか、流れでそんな呼び方になったといいますか……」
柿「まー俺のことはほとんどの人がかっきーだし別にいいよ」
「なんかすみません」
柿「じゃあよろしくなりつ」
木「よろしく、りつ」
────
『これでほかの奴らより
近づけたかな?
でも、一番は岡本くんが難所かな』
----良平&徹也side end----