• テキストサイズ

Fall in love with you【R18】

第7章 seven












バレー部のやつらに関係を打ち明けてから数日後、俺達は再び東京遠征に訪れていた。


もちろん藍原は居ねぇ。


どんなに強請られたって連れてこねぇ。


こんなむさ苦しい場所に誰が連れてくるかってんだ。


男子高校生の脳内なんて煩悩まみれでロクな事考えてねえんだ。藍原なんてぜってー、夜のオカズにされる決まってる。


んな事させるか、高校生はこっそり買ったエロ本か無料サイトのAVくらいで我慢しとけ。


まぁ、練習で疲れてそれどころじゃねぇとは思うけどな…



懐中電灯片手に見回りをしながら独りごちた。


泊まるならこんな所じゃなくてアイツん家がいいぞぉー…


やべぇ言ってて虚しい……


こんな見回りなんかさっさと終らせて寝よう。そうしよう。



小さく決心して烏野バレー部の部屋へと足を進めた。



そして電気の付いた教室をみて盛大な溜息をこぼした。






/ 191ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp