• テキストサイズ

ラベンダーに誘われて

第1章 転校











「はぁ・・・はぁ・・・っ!!」









雨が降る夜中、町中を駆ける一人の影。





後ろから誰も来ていないのを確認して、立ち止まった。












空を見上げる。










「・・・次は、ここ・・。」






携帯を取り出し、耳に当てる。






「はい。・・・うん。わかってる。」










電話を切り、フードが外れた。


黒い髪が雨でしとしとと濡れる。







「・・・並盛中学校。」







目の前には並盛中学校と書かれたプレートと、学校。








/ 170ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp