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僕の大型鰐

第4章 報告


「…友達が凄腕の情報屋なんだよ」
「情報屋?」
「うん。あいつにかかりゃ手に入らない情報はない。ま、そうホイホイと教えてくれる程優しくはないんだけど」
ロビンは不可解そうな顔で首を捻った。
「情報料が法外ということ?」
「それもあるけど。世界中を飛び回ってるようなやつだからさ、まず見つけて捕まえるのも困難なんだよ。俺はあいつと昔っから仲良いし、連絡もとれるけど」
「……」
「そんなに心配?…バロワの事は誰に何を言われたって喋るなって釘刺してるから大丈夫だよ」
「あら、気が利くのね」
「それほどでも。」
やっとロビンの表情が和らいだので、シャルラは内心胸を撫で下ろした。やはり美人は笑顔が似合う、と満足そうに頷く。その後少し談笑してから、ロビンがそろそろ仕事に戻らなければと去って行ったので、シャルラは自分に用意されていた部屋へと向かった。
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