第5章 ワンコ × 雅
リビングでくつろいでいると相葉さんから電話
相葉雅紀
「有未ちゃん?お仕事終わったからもうすぐ帰るね~」
「は~い、みんなも一緒なんですか?」
相葉雅紀
「みんなはまだ別撮りがあるみたいだから遅くなるみたい。今日は俺と有未ちゃん二人っきりで夕飯食べようね」
「えっ?」
二人っきりという言葉にちょっと顔が赤くなる
相葉雅紀
「有未ちゃん今顔赤くなったでしょ~?」
「なっ!!」
相葉雅紀
「ははっ、ゴメンゴメン!!じゃあ一時間くらいで帰りま~す」
…
時計を見ると相葉さんからの電話があってから二時間経っている
一時間くらいで帰るって言ってたのにどうしたんだろう?
窓の外を見るといつの間にか雨が降っている
バタンッ!!
玄関の扉が勢いよく開く音が聞こえてきた
相葉雅紀
「有未ちゃ~ん」
「相葉さん、おかえりなさ~い」
玄関に行くとそこには雨でずぶ濡れになっている相葉さんがいた
「なっ?!どうしたんですか?!そんなに濡れちゃって!!」
相葉雅紀
「あのね…」
そう言って相葉さんは自分の上着のチャックを開けると、そこから子犬がちょこんと顔を出した
「何?ワンコ?かわいい~」
でも私はすぐに我にかえる
「相葉さんもワンちゃんもこんなに濡れちゃって寒いですよね!!すぐお風呂沸かしますからとりあえず相葉さんは洋服脱いでてください」
そう言って私はお風呂のスイッチを押しに行き、バスタオルを二枚持って戻った
「はい、相葉さん、バスタオルどうぞ」
って渡そうと相葉さんを見ると上半身裸で立っていた
「キャッ!!」
相葉雅紀
「いやいやいや~有未ちゃんが洋服脱げって言ったから脱いだのに~」
「あっ、ゴメンなさい」
相葉雅紀
「でもリアクションが可愛かったから許す」
相葉さんはバスタオルで髪の毛をワシャワシャと拭き始めた
私は濡れて震えている子犬をバスタオルで優しくくるんで拭いてあげた
「クゥ~ン…」
「寒かったねぇ~もう大丈夫だよ~」
相葉雅紀
「有未ちゃんって優しいね」
相葉雅紀
「それに優しく会話しながら子犬を拭いてる姿、超可愛かったし」
「ッ!!」
相葉雅紀
「それそれっ!!そのリアクション超可愛い!!」
「からかわないでくださいっ」