• テキストサイズ

【嵐小説】嵐色〜甘い味〜

第10章 安心の味


歩き慣れた寝室までの道のりを歩く間も潤くんの肩を抱いたまま。


それから仲良く同じベッドに入る。


「…途中で帰ったりする?」


「しない。

潤くんが寝るまで傍に居るし、起きても傍に居る。

その代わり朝ご飯作って服貸してね」


「ん、任せて」


そう言うと潤くんは目を瞑り、眠ってしまった。


潤くんは俺がどっかへ行っちゃうんじゃないか、って不安になるみたい。


だから寝る時は必ず俺にくっついている。




俺もここに住もっかな。


2度と潤くんを不安にさせない為に。


そう考えながら目を閉じる。






隣に居ると安心するのは潤くんだけじゃないよ。


俺だって潤くんが隣に居ると凄く安心するんだから。
/ 105ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp