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観察日誌  リヴァイ・アッカーマン

第9章 九日目



しばらく、ハンジに用がある時はこいつを連れていくことにした。

ハンジの仕事場に行けばきっとこいつの興味をそそるものが沢山あるはずだからだ。

人間、欲があれば少しでもそれに向かって行こうと行動を示すはずだ。
それをきっかけに、やつの壁を破壊できればいい。

俺も、口数が多くなったと思う。
なんて事は無いはずなのに、いちいちこいつに声をかけてしまう。
ただ、返ってくる言葉はYESかNO。

廊下を歩けば、部下達が声をかけてくれるのはいいことだ。
話しかけられたら返事をする事。と言い聞かせれば。
ほとんどYESしか答えはしないが、何となく会話のキャッチボールにはなっているようだ。

特に同性のペトラは色々と気にかけてくれる。
俺には話しにくい会話も、わざわざこいつの耳元でコソコソと話している。
笑ったりする事は無いものの、YES。にも少々抑揚があることに気がついた。

気にして聞いて行けば、コマンドとしてのYESなのか、こいつ自身のYESなのかわかる気がしなくもない。





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