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第5章 友達以上は、何て言うの


丸「ちゃんと浄化用のも入れとるから、身につけた後とかは浄化するんやで!」
「お、おお…」
赤の石と黒の石が規則正しく並んだブレスレット。
メンバーカラーが赤やから赤モチーフのを選んでくれたんやろう。
丸「ちなみに僕が作ったんやで♡」
「作ったん?!?!すごっ!!!ありがとうっ」

横「次、俺やな~、ん。」
無造作にプレゼントを突き出される。
「何」
横「開けてみい」
バリバリッと紙に包装されたのを破る。
横「雑ぅっ!」
「ゲームやwww」
横「俺も同じの買うてん」
「一緒にしようっちゅーこと?www」
横「おんw」

「次ゴリラ」
村「誰がゴリラやねん!これや!」
差し出されたラッピングされている箱を受け取ると何やら重みが。
開けると中には…
「なんやこれ」
村「腹筋ローラーや!」
安「腹筋ローラーってなんか膝ついてやるやつ?」
村「そやぁ!慣れたら膝つかんでやってみいや!」
「なんでそんなものを俺に」
村「鍛えろ」
俺のこの体の構造についてはもうどうにもならんと分かってるやろ…どうにかせえっちゅーことか

大「次はたっちょんからやで」
「自分でたっちょん言いなやw」
大「ピアス」
「開ける前に言うんかい」
小さな箱を開けると確かにピアスが入っていた。
今でもときどきピアスをしている。

あっ!と声が上がる。
声が上がった方を見ると、
安「なら俺もちょっと似てるかも~」
ほい、とヤスも小さな箱を差し出してくる。
開けるとネックレスが入っていた。
安「マルやないけど手作りやで~」
マルの手作りは予想外やったけど、ヤスの手作りというのはやはりさすが、と言った感じだ。
「おー2人とも、ありがとうな!」

錦「俺はな、これ」
亮が大きめの紙袋を差し出す。
「おお、ジャケットやん」
インディゴブルーのデニムジャケットだった。
サイズに余裕があるので、ダボッと着るようなものだろう。
「ありがとうな、亮」
錦「おん!!」
ニカッと笑う亮。

そして、最後は…

全員の視線が霄ちゃんへと集まる。
それに気付き、顔を真っ赤にして俯きがちにプレゼントを手にして、差し出してくる。

「わ、わたし、から、です」

消え入りそうな声で言った。

受け取って中身を取り出すと、
可愛くラッピングされたクッキーと、赤の袋に包まれたものが出てきた。

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