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delivery start【KJ∞】

第7章 隠しきれない。





「あぁぁぁぁあ!!」


声聞きたかったなんて言っちゃった…!
思っても言わないつもりだったのに…!


い、いや、でも、ほら、
それだけですばるさんのこと、す、好きって思ってるだなんて
気づかないはずだし!

…それに…さすが妹分やって、言われちゃったし…

いや、わたしがお兄ちゃんみたいな存在って言ったから…それで合わしてくれたんだろうけど…
でもなぁ…
やっぱり歳が、歳の差があるから…
恋愛対象にはならないよね…



きっとわたしは、
すばるさんの妹分でしかない。

でも、

妹分ってことは
普通の友達よりは近くに、

すばるさんの近くに居れるかな…?



例え、恋愛対象じゃなくても



傍にいれたら…



、や、、だ、、




そうじゃない


わたしはもう、そばにいれたら、だけじゃ
足りない…


すばるさんの、
いちばんに
なりたい


わたしを、選んで欲しい。


前から自分のことはわがままだって思ってたけど…

すばるさんとお友達になれただけでも、
関ジャニ∞に出逢えただけでも幸せだって
思ってたのに。


いつからこんな
強欲になったんだろう。




「…性格くらいは、聞き分けくらいは、
良い子になりたかったはずなんだけどなぁ…」





















「なぁ、すばるくん」


「ん?」


「浪花の誕生日の日には呑めへんのとちゃう?」


「なんで」


「やってさ、スタート、札幌やで?
戻って呑んで東京やん。きつない??」

確かに亮の言う通りや。
いや、でも、


「きつい…かも知らんけどでけへん距離でもないし…
霄ちゃんの誕生日に俺が会いたいねん。」


「!もしかして」

亮がピンときた顔をする。


「…誰にも言いなや」

そう忠告するとウンウンと首を縦にふる。








決戦は

君の

誕生日。







だと、ええな(弱気にならざるを得ない)




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