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「好きじゃない。」*嵐*

第3章 はーどわーく(1)


*







「千春!」



『はいっ!』



私は突然呼ばれて肩をビクッとさせる。


決して下の名前を呼ばれてドキッとした
訳ではない。

この場所に来て初めて指名された…とでも言おうか。


ちょいちょいと手招きした彼は。

整いすぎた顔立ちの。

そう、松本潤。




『なんでしょうか。』



私は彼の目の前に足を運び、
彼が引いてくれた椅子に座る。


そして、座った私を360度見渡すように
一周して。



「うん。合格だね笑」



いい意味でも悪い意味でも美しい笑顔を私に向けた。



『まっったく状況が飲み込めないんだけど。。』



私が苦笑いすると。


そんなの気にも止めないという風に。
どこからか綺麗なパーティー様のドレスを持ってきて。



「着てみてくれる?」





強引に私にドレスを手渡した。






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