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なんで私?

第1章 …はぁ!?!?!?!?


「梨麻さんのことが前から好きでした!良ければ付き合ってください!!」
…ただいま私告白されてます。でもなんで?誰だ?うーん…あっ隣のクラスにいた気がするわ!でも関わりないし私と違って中心にいる人だぞ‼この人私の趣味知ってるのかなー?あっ罰ゲームか!
「…あのー」
「!!!はい!!!!」
「これ罰ゲームかなんかですか?」
「…ぷっ。あはは!」
「???」
「違うって!そんなんじゃないよ。」
「えっっ!じゃあなんでですか?」
「なんでって好きだからだよ。」
…乙女ゲームキャラに言われたいーーーー‼‼‼
私何を隠そう乙ゲーオタクですよ!?マジで言ってます?
「えっと私の趣味知ってますか?」
「えっ知らない。」
ですよね!言ってないから‼
「…教えてもらえないかな?」
「…えっ!?」
いやいやいやいや無理無理!
「あっ無理ならいいけど…。」
うわーそんな顔しないで!あーもうやけくそだ‼
「えーと誰にも言わないでよ私の趣味は乙女ゲームをすることです…。」
よしこれで振るでしょ‼終わった終わった!
「…うんそれで?」
…はぁ!?振らないの?なんで?
「何を考えてるか知らんけど俺は梨麻さんのこと全部好きだよ?」
ヤバイ決め台詞キター!もう無理!!!!
「あははははははっっ」
「?」
「面白いね。あなた」
「それはどうも」
「いいよ。」
「えっ!」
「付き合うっての。」
「マジで‼うれしい‼ありがとう!」

ちょっとしか話してないけどこの人ならいいかもって思ったんだ。

「これからよろしくね。えっと。」
「あぁ中西築夜です。」
「築夜君。あっ私は、
『岸村梨麻』
えっ」
なんで知ってるんだろ?
「知ってるよ。人に教えてもらった。」
「あっそうなんだ」

私の恋物語が始まりました。
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