第3章 合宿
ダラァァン………
そんな雰囲気が私達の部室を包んでいた。なんというかもう…やっときなさいよってえりちゃんたちに念をおされたけど、誰一人動こうとしなかった。
今部室に居るのは、私とやっさん、キラリン、ほのか、えみりん、はなちゃんしか居なくて、誰もこの状態を咎めるものがいない。えりちゃん達しっかりものはえりちゃんと共に話し合いに行ってしまった。
なんの話し合いかは知らないけれど、部活に関係する事らしい…。
あれ?部長のやっさんが部活の話し合いに出ないの可笑しくない?と思ったけど、それでいい気がした。それが正解な気がする。
いざというときは、やっさんしっかり者なんだけどね~。
「あー………あづぅぅい。」
「溶けるにゃぁ……」
「こんな暑さで練習とか…馬鹿じゃないの…」
「あっっっつ!もう暑いぃぃ!えみりぃぃんギュってしてー」
「え!?あっうん、いいよ」
私がえみりんにそう頼むと心よくOKしてくれたからぎゅーって二人でしているとやっさん達がばかじゃないのと声をあげた