第3章 幼馴染は陰陽師です。 青峰Ver.
青峰が陰陽師だったら
青「おう、」
『大輝、おはよ』
歩いていた私に、追いつくように歩いてきた幼馴染みが声をかけてきた。
もう一人の幼馴染みは、先に学校に向かっているらしい
青「ねみーな…」
『昨日も?いってたの?』
青「おーう」
いつもより、足取りの悪さで歩く大輝に私はため息をついた。
大輝こと、青峰大輝と、もう1人の幼馴染みである桃井さつきは陰陽師で、いつも真夜中に妖怪を退治している。
時々ひどい怪我をして帰ってくることもあった。
何も出来ない自分が歯痒くて堪らなかった。
ぽすっ
ふと、横を見ると大輝が私の頭の上に手を乗せてきた。
いつものように乱雑に撫でる手を、払い除けることはしなかった。
『大輝、ありがとう』
青「おう」
ふと、笑顔だった大輝が真剣な顔をして、前を見ていた。
何かいるのだろう。
昔大輝に言われたことがある通り、口元に手をあて静かにするようにした。
何も見えないが、それが恐怖にもなった。
青「、静かにしてろよ?」
大輝の言葉に頷いた。
確認した大輝は妖怪の方へと向かった。
青「今回の幽霊は、巨乳だったな」
大輝のことだ。
巨乳で満足したらしい。
さつきに散々文句を言われた大輝だが、満足はしたらしい。
諦めのため息をついて、バスケを楽しむ幼馴染みの姿を見ていた。
幼馴染みは陰陽師です。
(「おめーは、俺やさつきに守られていろ。そして笑っていればいいんだ、」)
後書き
青峰を書きました!
青峰は、ね?うん、そんな風にやってそう
妖怪とかを女性にしてさ?
ね…w