第3章 友達100人でき…るわけないよねぇー
どんどこどんどこ…
庸太郎「えっと、田口庸太郎です。ウルウルよろしくお願いしますっウルウル」
.…………え?それだけ?ってかなんでそんなに泣きそうなの!?え!?あたしらなんかしたっけ!?
しゅう「女なのか男なのか、はっきりしてくださいキリッ」
いや、なんで決めたのかわからんけども。
庸太郎「え?男だよ?ウルウル」
しゅう「そ、そうか。」
浩輝「はーい、次。成田浩輝っす。部活はバスケ部だな。まぁ、よろしくっす。」
うっわー、ナルシストきたー。この、なんだろう、っすの感じ!?
大生「根本大生です。えー、趣味は読書です。えー、これから1年間よろしくお願いします。」
うわあ、じぇんとるまんだ。ジェントルマンじゃないよ、じぇんとるまんだよ。いい?ここ重要。あぁ、後光が差しているような、見事な大仏っぷり…
ちひろ「畠山ちひろですっ。中学では、バスケと吹奏楽やってましたっ。少数学校から来たので、人数に戸惑ってますが、よろしくですっ。」
ちっちゃい…。あたしよりも。かわいい…。あたしなんかがならんじゃいけないくらいに。
優太「樋口優太です!えっと、ももい○クローバー○大好きです!えーと、テニスも好きです!黄色も好きです!あ、嫌いなものは特にないです!」
お、おぉ、はきはきしてて爽やか好青年ですわぁ。
和沙「藤木和沙です!えっと…友達募集中!!」ガタッ
あ、椅子倒れた。転んだ。座った。…えぇぇえ???そこ座っちゃうのおぉぉぉぉ!????
りさ「茂木りさです…。えーと…まぁ、楽しんでいきましょ。はい、よろしくー。」
はぁ…これでやっと終わりかぁ。
明日から、ハチャメチャでたまーに甘酸っぱい日常が積み重なっていく…。