第7章 自分の気持ち
文哉side
美琴に俺や要が毎日、電話やラインをして
美琴の様子を見ていた。
そして、時々 要がご飯に誘って、一緒に
食べたが無理に笑顔を見せているらしい。
このままでは、美琴の心が壊れてしまう。
俺が土曜日に会おうとラインをすると、
美琴から、困らせてごめんなさいm(__)m
と連絡があった。
美琴はなんで相手を責めず、自分を責めるの
だろう?
とりあえず、美琴の不安を吐き出させて、
泣けるようにしないといけないな!!
本当に手がかかるな(笑)
要にも協力してもらわないとな。
要に連絡すると、
「あいつのお人好しは、どうしょうもないよ
な」
「分かったよ、行くから待ち合わせ場所の
連絡よろしく!!」
「俺らが話してる内容が分かるような店
で、バカどもに聞かせて反省させるぞ!」
と意外にも要も怒っていたようだ(笑)
あまり感情を出さないあいつにしては、
珍しい。
もしかして、要も美琴が好きなのか?
これ以上の混乱は勘弁してほしい(T^T)