第3章 男子の醜い戦い
美琴side
楽しい時間はあっという間だった。
「せっかく、可愛い服を来てるから、夜ご飯
も食べて帰ろうか」と優輝が言うので、
何を食べようか考えていると、優輝の携帯が
鳴った。
携帯画面を見た瞬間に、残念そうな顔をした
ので、仕事場からの電話だろう。
優輝が電話に出ると、やっぱり話してる
雰囲気からして、仕事場からの電話で、
緊急出動要請みたいだ。
「ごめんm(__)m 夜ご飯は今度で!
送れないけど、気を付けて帰れよ」
「うん、大丈夫だよ!」
「仕事が大変だと思うけど、身体には気を
付けてね!」と言うと
いきなり優輝が私を抱き締めて、
「え!! 優輝? はぁん ちゅっ くちゅ」と
優輝の舌がいきなり入ってきて、深く長い
キスをされた。
それから、ちょっとしてやっと放してくれて
「じゃあ、頑張ってくる!」と言って、
帰っていった。
私は、しばらくの間 放心状態だった。