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【ハイキュー】エンノシタイモウトこぼれ話

第38章 【トラブルドゥトラベリング】その4


「美沙さん、もっと笑ってー。」
「ままコちゃんもっとこっちよってー。」
「行きますよー。」

またスマホからシャッター音が響く。

「ツッキー、美沙さん肩掴まれてるけどいいの。」
「どうせ向こうは僕らの制止なんか聞きゃしないでしょ。」
「でも縁下さんがこんな状況知ったらヤバ」
「ごめんマネちゃん、もういっちょ。」
「了解です。」
「ままコちゃん、まだ逃げたらアカンで。」

もう終わりとばかりにそぉっと後ずさる美沙、しかし宮侑は見逃さない。
そして次の彼と乱入した相方の行動に叫んだのは影山だった。

「宮さん、それヤバイっすっ。」

だがそんな影山の叫びも虚しく事態は進行した。
程なくふぎゃああああああああっという叫びが響く。

関係者一同が気がついた時には、義兄の力以外の野郎それも2人同時に横から腕を回されて半泣きの美沙と耳元で叫ばれて耳を塞ぐ宮兄弟がいた。


次章へ続く
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