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【ハイキュー】エンノシタイモウトこぼれ話

第28章 【パニック at the 文化祭】後編 その4


後日、烏野高校の休み時間のことである。

廊下を男子生徒達が歩いている。その側を1年5組の縁下美沙が通り過ぎていく。
男子生徒達は振り向いてそんな縁下美沙の後ろ姿を見ながらひそひそと言い合っていた。
あれ5組の縁下だよな、おう、こないだの文化祭ん時のあいつ見たか、見た見た意外と可愛くてやばかった、てかよく見たら普段も何気に良くね、声かけようぜ、とまあこういった所である。
やがて彼らはパタパタと縁下美沙の後を追って声をかけようとする、がそれを完了させる前にカチコチに固まる羽目になった。

義妹が絡む時限定で豹変すると評判の美沙の義兄、縁下力がにっこり笑って彼らの肩を掴んでいた。

「成田、縁下がまた何かやってるっぽい。」
「どうせまた美沙さん絡みだろ。」
「文化祭からよ、野郎共が美沙に声かける事案が増えてるらしいぞ一仁。」
「縁下妹、コスプレでブレイクかぁ。」
「もう何でもいい。」


【パニック at the 文化祭】 終わり
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