• テキストサイズ

【ハイキュー】エンノシタイモウトこぼれ話

第22章 【大人になってもご用心】


「ままコ、及川から聞いたけどお前まだ動画やってんだって。」
「はい、こないだも一個アップしました。」
「よく飽きないよな。」
「それがですね松川さん、出来る演出が増えると更に色々やりたくなるもんで。」
「ふーん、よくやるよな。」
「甘いよまっつん、最近美沙ちゃん他所の人の動画にも絵描いて参加してるんだから。」
「へー。」
「オンオフ関係ねぇ人見知りがよくそんな気を起こせたこった。」
「せっかくやからと思(おも)て。」
「あと美沙ちゃん絵うまくなったよねー。」
「おおきに。」
「何でも続けてみるもんなんだな。」
「金田一、そこ素直に感心しなくていい。どんだけ動画作る気だよ、相変わらず頭おかしい嫁だよな。」
「嫁ちゃうもん、妹やもん。」
「まだ言うか嫁。」
「矢巾さん、お宅の後輩さんが意地悪ばっかし言うてくるんですけど。」
「それ俺に言うか、でもそのへんにしとけよ国見。」
「はーい。」
「ままコさん良かったら京谷に新しい動画見せてやって。何となく気にしてるから。」
「うるせぇ。」
「いつの間にか渡さんまでままコになっとう件。」
「花巻さん達と京谷が言うから俺も定着しちゃって。」
「縁下、美沙ちゃんモテモテね。」
「あれははたしてそうなんでしょうかね。」
「ちょっと狂犬ちゃんっ、美沙ちゃん独り占めしないでっ。」
「またてめーは訳のわかんねー事をとりあえず半分ボケに触ろうとすんじゃねぇっ。」
「美沙ちゃん何で逃げるのっ。」
「セクハラされるーっ。」
「美沙ちゃん、こっち。」
「成田、縁下が突撃しようとしやがるっ。」
「そのまま押さえてろ木下、ほら縁下こっち。」

そうして及川にセクハラされかけた美沙は清水に保護され、義兄の力は木下と成田に取り押さえられたのだった。
/ 702ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp