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【ハイキュー】エンノシタイモウトこぼれ話

第21章 【初めてのアルバイト】完結編


「白鳥沢も来たぁっ。」

この日に義妹を迎えに来た力は事の次第を聞いて当然のごとく声を上げた。

「おまけに及川さんと岩泉さんも。」
「うん。」
「何かしたりされたりはなかったかい。」
「したってどゆことなん兄さん。」
「お前よく何も考えずに何かしでかすから。」
「五色君とウシワカさんにこれ渡した。」
「天下のウシワカに動画の宣伝するなんてお前くらいじゃないか。まぁそれくらいなら罪はないけど。他には。」
「及川さんに抱っこされてウシワカさんに助けてもろた。って兄さん顔顔っ。」
「ちょっと連絡入れる。」
「ちょお待ってっ。」
「静かにして、外だから。」
「あとお手手離してっ。」
「じっとしてな。」


その後も縁下美沙がアルバイトで入っている間その店には近隣の高校生連中やその関係者が通常より多い頻度でやってきた。

「よー、縁下妹やってっかー。」
「田中先輩、いらっしゃいませー。あ、お姉さんも。」
「おおーマジで働いてんだー。サマになってんじゃん美沙。」
「ありがとうございまーす。」

「いらっしゃいませー。あ、青根さんににろさん。黄金川君に滑津さんも。」
「こんにちはー。」
「ちわっす、縁下さんっ。」
「美沙でええよ、兄さんと混じってややこしいから。」
「誰がにろだこの半分ボケ。」
「アンタが半分ボケって連呼するからでしょ。」
「これを頼む。」
「ありがとうございまーす。」
「こんのヤロ。」
「やめときなさいよ。」

「よーままコー。」
「ちわーす。」
「いらっしゃいませー。あ、花巻さんに松川さん。」
「まーた及川がセクハラしたって。」
「まだ懲りてへんみたいで。」
「当面大丈夫じゃない、岩泉がボールぶつけてたから。」
「果たしてそゆ問題なんやろか。」
「これくださーい。」
「ありがとうございまーす。」

「ヤッホーままコちゃーん。」
「よ、よお。」
「いらっしゃいませー。天童さんに五色君にあれ、ウシワカさんも。」
「天童に誘われてきた。」
「意外やわ。」
「動画を見てみたのだが。」
「なんと。」
「細かい事はわからないが何かの信念を感じた。」
「な、わ、おおきに。」
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