• テキストサイズ

Sweet days [ハイキュー!!SS集]

第22章 クリスマスプレゼント


部活が終わり自宅へと向かう帰り道
見たことある後ろ姿を発見した。

もしやあれは俺のハニーじゃないのか!?



「ヘイヘイヘーイ!理緒も今帰りかー?」

前を歩く彼女の姿を追いかけ肩を抱いた。



「わぁ!木兎、急に肩抱かないでよ!
変質者だと思ったでしょ?」



「ごめんっ!理緒見ると無性に触りたくなるんだよー!」



「何よその変態発言は!まっ木兎らしいけどね!」

ニッと笑う理緒が可愛くて抱きしめたくなる。


俺のハニーと言ってたけど完全な俺の片想いだ。

彼女に5回アタックして玉砕してるから
俺の気持ちを知ってかベタベタしても
嫌な顔一つもしない。
……だったら俺の告白を受け入れてもいいはずなんだけどな。


「理緒~もうすぐクリスマスじゃん!親から何か貰うのか?」



「うん♪毎年図書カード貰ってるよ!」



「理緒は夢ねぇぞ~?女の子らしく
リ○ちゃん人形とかシル○ニアファミリー欲しい♡とか言えばいーのに!」



「私は小学生低学年かっ!そう言う木兎はクリスマスプレゼント何貰うのよ。」



「俺か?俺は車!」



「えっ、車!?」



「の~免許が欲しいから教習所代出してもらう~。高校卒業してからだけど!」



「あ、あぁ教習所代ね。車とか言うからビックリしちゃったでしょ?」



「実際車も欲しいけどなぁ。免許取れたら
一番に理緒を助手席に乗せてやるからな!」



「本当?じゃあ期待して待ってるね!」


はっ!?今日はいつになく素直じゃねーか?
もしかしてイケちゃうんじゃねぇの?


/ 73ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp