• テキストサイズ

白いアリスは彷徨う

第6章 さよなら









「・・・怜様。」



怜「嫌。」









1年前に脱走したあの部屋。

怜はまたその部屋にいた。




怜「何を言われても、イヤリングは外さない。」




キッと目の前にいる男を睨む怜。




怜「出てって。」












部屋に一人きりになった。



怜はベッドに倒れ込む。










怜「・・・一人、寂しいなぁ・・。」






1年前は、こんな事を思っていたのだろうか?









色のついた世界は、すでに色褪せてしまった。








/ 172ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp