• テキストサイズ

白いアリスは彷徨う

第30章 御柱タワー













怜「・・・ねぇ多々良。」


多々良「ん?なぁに?怜。」



怜「大好きだよ。多々良。」
多々良「・・・?怜・・?」


怜「ひこも、仁多も、好き。・・・ずっと前から、好きって感じ。」
多々良「・・・記憶が混同してる、の?」





怜「・・なんで、私・・・こんなに小さ・・。」



フラッと身体が傾く怜。




多々良「怜!!」




多々良が倒れ込む前に抱きしめたので、床に怜の身体が叩き付けられる事はなかった。

多々良が怜の顔を覗き込むと、気を失っているらしく、返事がない。




















猿比古「怜・・・!」













それから3日3晩。怜が目覚める事はなかった。













/ 172ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp