第10章 記憶
小さい頃は、ミカにべったりで毎日のように結婚しようと言っていて、ミカは呆れつつも優しく接してくれていた。
これは、まだ人類が滅亡する前。
ある日の夜中、ミカはどこかに出かけた。
それに私はこっそり後を追った。
しかし、追いかける途中、人さらいにあった。そして、白夜優一郎をよこせと。
何も答えなかった。必死に口を閉じた。
役に立たないと思った大人たちは、私に向かってこういった。
「役立たず。あとは、ヤるだけでいい」
幼かった私はその意味を理解さえ出来なかったが、その後の行為をすればすべて分かった。
気持ち悪い大人3人くらい。
みんなが私の身体中を触りまくり舐めまくり、、、
そして、私はボロボロになった身体のまま家の近くの公園に捨てられた。