第2章 凌辱の日々
私は息をひそめる
ここなら意外な場所で探しに来る順番は後の方だろう・・と思う
30秒たって兄が家の中を探し始めた
真っ先に私の部屋を探し出す物音が聞こえる
ベット、クローゼット、ベランダ・・・
一通り探し終えて部屋から出てきた
兄の足音が近づいてくる
私は息を止める
兄の足音は再び一階へと降りて行った
私はほぉ・・・とため息を漏らす
でもまだきっと3分もたってない
10分以内にここも探しに来るだろう・・・
一度探した場所はもう探さないんじゃないかな・・?
私の部屋に戻って隠れるのも手かもしれない・・・と思い腰を浮かそうとした時、部屋の扉が開いた
私は再び息を止めて兄が去るのを願う
兄は部屋を見回すだけで探そうとはしない
ふ~・・・とため息をついてギシ・・・っと腰をかけた音がした
「・・・・・・っ」
小さく息をする
ドキドキ・・・と鼓動を打つ心臓の音まで漏れてしまいそうだ
兄の立ち上がる気配と扉の閉まる音がしてはぁ・・・とため息をつく
真っ暗なその空間に突如光が差し込んだ
「っ!!!!!!!」
「みぃつけたっ・・・やっぱりはこの部屋で犯されたいんだね」
ガチャリと開けられた扉の向こうには笑顔の兄の姿があった
「まだ5分もたってないよ?・・・という事はあと23時間と55分を犯す事ができるね」
私の腕をひいて兄の部屋のクローゼットから出される
「ここに何がしまってあるか知ってる?」
「・・・知らない」
「ここにはこれからに使う道具がしまってあるんだよ」
兄は嬉しそうに私が今まで座っていた箱を引き出す
大きな段ボールの中には様々な私に使うための道具が入っていた
大きなものから小さなもの・・・どう使うのか、どこに使うのかわからないものまで・・・
「時間はたっぷりあるから一つずつゆっくりと試してみようね」
そして再び私をクローゼットの中へと押し込む
そして兄も入ると扉を閉めた