第4章 登場! 青学レギュラー陣
『…上手く… 4ブロックに別けられそう?』
手塚「…ああ。」
大石に呼ばれた雅と手塚は2階の空き教室へと来ていた。ここは窓から丁度テニスコートが見える。
ガヤガヤガヤガヤ…
『?? …なんか騒がしい…?』
大石「…なんだ? …荒井達は何をしているんだぁ? …たく… はぁ…💧」
暫く話していると、外が騒がしくなってきた。どうやらテニスコートで荒井を含めた2年生数人とリョーマが揉めているらしい。
―いや、どちらかというと荒井達が喧嘩を売っているだけに見えるが。
手塚「…」
『!…荒井君も相変わらずねぇ…』
竜崎「ハッハハ! なんだいなんだい!?荒井は1年に負けそうなのかい。」
大石「せ、先生!笑い事じゃないですよ!?」
いつの間に来ていたのか、竜崎先生は大笑いをしながら楽しそうに眺めている。
――そして
大石「へえぇ… やるなぁ、あの1年。 …どうする手塚?」
手塚「…… 規律を乱す奴は許さん。全員走らせておけ。」
大石「え、全員!? レギュラー達もか?」
手塚「…あたりまえだ。」
『あらあら… ん?』
雅・竜崎「『あら…/おやぁ?』」
手塚が出ていった後、ランキング戦の用紙の一番下には【越前 リョーマ】の名前が加えられていた。
そのことに雅と竜崎先生は顔を見合わせ笑みを浮かべた。