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六つ子にお兄ちゃん!?

第11章 チョロ松の本心


俺はトト子のん家の魚屋をあとにし帰宅する真っ最中に何気なく川付近を通っていた、そこでまた懐かしい顔ぶれを発見した

『…あれって、もしかしてイヤミかぁーー!』
イ)!?…なっなんザンス…アイザンスか?
『そうそう!てかそんなとこでなにしてんの?』
俺が不思議に思うのも仕方あるまい、橋のしたで座り込んでボンヤリとしている姿は何とも理解しがたいものである

イ)…これも全てあの六つ子のせいザンス!!ちゃんと躾しとけザンス!
『えー…んな事言われても…俺最近まで国外にいたんだぜ?無理だろ』
イ)そういえばこの頃見かけないと思ったら…それならミーも連れてけザンス!
『いや意味わかんねぇから!俺遊びでいってんじゃねーんだぞ!!』
そういってもずっと嫌味をブチブチ言ってるイヤミ…名前の如くだな…

『たっく…何があったかしんねーが…ほれ悪かったって気持ちだ受けとれ』
俺はそう言い後で食べようと買った(トト子が魚タダにしてくれたから金がういた)シュークリームをイヤミに放り投げる、するとイヤミは…まるで猫を連想させるようにシュークリームに飛び付いた…

イ)もうこれはミーのザンスよ!返してやんないザンスからね!!
『いや…いんねーしお前のかじりさし…』
イヤミはそのあと食に飢えたケモノのようにシュークリームを食べている

『んじゃあな俺は帰るからなー』
…聞いちゃいねー
俺はそのままイヤミを放置しその場を後にした…
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