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六つ子にお兄ちゃん!?

第9章 おでんとお酒


俺は今までズルズルと引きずっていたチョロ松を漸く立たせることが出来ておそ松の行き付けのっていうかおそ松達の行き付けのおでん屋にいくことになったわけだが…どうも屋台らしく中々寒いなか歩かなければならない…寒っ!?

『か~~~っっ!…さっむ!十四松ー!手貸してー!』
十)いいっすよ!!
俺は十四松のダルダルに伸びきった袖のなかに手を突っ込む

『あー…あったけー…カイロだ…』
十)えーーーー!?俺カイロだったの!?
ト)十四松兄さん例えだよ例え!
『そうそう例えだ例え…カイロみたいにあったけー…一家に1台十四松だな…』
十)俺タイリョウセイサンだ!!でもでも俺タイリョウセイサンしてもアイ兄さんだけのカイロになるね!!
『…かわいいなぁー十四松…癒されるわぁ…』
なんかポカポカしてくるわ…等の本人は俺の握ってる手の反対をブンブン振り回しながらたはーーー!っていってる…

『あー…ありがとー十四松寒くないか?』
十)ぜんっぜんだいじょうぶだよ!
『そうか?ならいいけど…おでん食べて暖まろうなー?』
十)へい!
ビシッ!と敬礼する十四松の頭を撫でる…すると今度はトド松が手を握ってきた…

ト)うわっ!ホント冷たい…アイ兄さん生きてる?
『ひっでーのトド松…殺さないでよ…そんなこと言ってると十四松辺りがアイ兄さん死んでるの!?とか言い出すだろ?』
十)たはーーーっ!ばれてたー!アイ兄さんエスパー?エスパー?
『エスパーじゃねぇよ十四松勘だ勘』
ト)ひゃぁ…寒気してきたよ…
『そんな寒いなら離せよ…』
ト)いやぁー!
トド松はギューー!と腕に抱きついた…後ろからはあー!と誰かが叫ぶ

ト)だって離れたくないんだもん!
『って言ったってな…俺マジで体温上がりにくいから…風邪引くぞ?』
ト)そんなに体弱くないし!
『そう…か?ならいいが…』
ヘヘッ、ヤリ!っと言うトド松と俺をベリッ!と誰かがひっぺがす…ん?

お)トド松おまえなぁ…!…アイ兄さん!そこだから!今見えたから!直ぐ温かくなるからもう良いよね?
『ん?俺は別に…』
カ)らしいぜbrother?
チ)…末っ子って立場利用しやがって…ドライモンスターが…
『?ドライモンスター?』
ト)ああっ!?アイ兄さん!一松兄さんも来てるから急ごうよ!
え?俺は仲間外れ?
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