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六つ子にお兄ちゃん!?

第4章 一松と二人


それでそこには俺と一松二人っきりになる…まだブツブツいってんな…

『一松…?おーい一松ぅー?』
一)…クズ兄貴死ねクズ兄貴死ねクズ兄貴死ねクズ兄貴死ねクズ兄貴死ねクズ兄貴死ねクズ兄貴死ね…
『…おーい…おーい!一松!こっち向け!』
一)…クズ兄貴死ねクズ兄貴死ね…
『おい!』
俺はぐいっと一松の顔を両手で掴みあげる…やっと顔を見れた…しかしその顔は眉がそこまでよるかというぐらいよっており目には光がなく、口元は半開きのくせに歯軋りをならしている…

『…一松?』
一)アイ…兄さん?
『やっと目見てくれたな…?』
一)アイ…兄さん…アイ兄さん!
『どわっ!…一松どうした?甘えたか?』
一)アイ兄さん…
『一…松…?うわっ!』
ドン!と一松に押し倒される…

『一松…?どうしたん…んっ…』
一松に押し倒されたままキスをされる…
チュ…チュ…

一)アイ…兄さん…
『…ん?どうした一松』
一)アイ兄さんは…俺から絶対に離れないよね…?
『おう…今までごめんな?いなくなって…』
一)…別に…今までのことはいい…今からいてくれるなら…
ギュッと抱きついてくる一松…

『…今までの償いで何かしら俺が聞けることきいてんだ…一松は何して欲しい…?』
一)…どんなこと聞いてきたの…?
『ん…?ギュッってしてとか…いなくならないでとか…キスとか…って一松と全部しちまったな』
俺はケラケラと笑うすると何かを考える顔をしニヤッ…と深みのある笑いをする…何か企んでんな…

一)ならさ…俺もお願いしていい…?
『え…聞ける…ことならな?』
一)出来るよ…キスはもうしたからね…深いほうをさ…?
『…マジで…?』
一)マジで…
『俺とでいいの…?もっと他にも…』
一)アイ兄さんがいいの…
ズイッ…とよってくる一松…

一)出来ることは…してくれるんでしょ…?
『あ…ならちょっと居間にいこうぜ?さすがにここは…』
一)場所なんて何処でもいいけど…
いいつつあ一松が立ち上がる…それでゆっくりと歩きだす…本気?
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