• テキストサイズ

六つ子にお兄ちゃん!?

第3章 皆のお話


十)…なんでーオデコー…ちゅーは口デショー!
『どこなんて言われてないぜ?チョロ松にも目元にだ…』
ゴンっ…と口に衝撃がはしる…

十)へへっ…奪っちゃった!
奪っちゃったう奪っちゃった!といつもの大きく開いた口で話している…俺の顔はきっとポカーン…としているんだろうな…
『じゅっ…十四松…?なんで…』
十)えーーっ?だって僕アイ兄さん好きーーー!なんだーっ!
『…へぁ?』
好き…?兄弟とし…

十)兄弟としてじゃないよ?
『…そうなのか…?』
十)うん!僕ズーーーーーーット!アイ兄さんが好き!
『…』
無邪気に嬉しそうに笑う…いつもの可愛いらしい十四松…でも…
『…俺も男で十四松…お前も男だぜ?…確かに十四松は可愛いけど…』
十)可愛い!!僕可愛い!!やったぁーー!
『…男として可愛いで喜ぶのはどうなの…』
十)だってーアイ兄さんは僕を可愛いとおもってるんでしょーー?嬉しいー!!
『…可愛い』
ナデナデ…
十)えへへ…
『ふふ…うわっ!』
グンっ!と後ろから引かれた…ギュッと抱き締められる…これは…

『…おそ松…?』
お)…そうだよ?何?十四松は可愛いからいいけど俺はダメなの?
『何すねてんの…』
お)拗ねてないもんね!…ねぇアイ兄さん…
『ん?…んっ…!』
チュ…とまたまた十四松よりは軽いとしても同じである…

『おそ松…?なんで…?』
お)…俺…も…
『俺も…?』
お)俺も!アイ兄さんが好きだよ!?
『へぁ?…おそ松もなんで俺なんだ…?』
お)何でかとか考えたことないけど…昔からだったから…きっとみんなもだぜ?
『そっ…そうなのか?』
ト)ちょっとおそ松兄さん…勝手にばらさないでよ…!僕の不意討ち出来なくなっちゃったじゃん…
『…トド松そんなこと考えてたのか…?』
ト)だって僕もアイ兄さん好きだし?…チョロ松兄さんはともかく他とはしたんだから僕に無しとか…ないよね?
『…ダメだって言わせないだろ…?』
ト)ふふっ…当たり前だよね?だつて僕可愛いし?
といいゆっくりと近づいてきたトド松…ゆっくりと目を閉じていきチュ…とキスをする…うっとり…という表情をするトド松…
『…俺とのキスはどうですか?』
ト)さいっっこうだね…
…さいですか…
/ 119ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp